東京で居抜き物件を探すために必要な知識
東京にはいろんな居抜き物件があるのですが、利用しておくとメリットが多いです。ただし、選び方を間違ってしまうと逆効果になることもあるため、いくつかあるポイントだけでも押さえておきたいものです。
利点について
これからどんな商売をするにしても、一から土地を買って建物を建てるなどといったことをやるとなると、かなりの費用が必要になります。おまけに手続きを終えてオープンまで漕ぎつけようとすると、相当な時間がかかります。
その点で言えば、東京にある居抜き物件を選んでおくのは良い方法です。
すでに店があるわけですから、いちいち外観をどうするのか、カウンターはどのようにするのかといったことに頭を悩ますことがなくてすみます。それから飲食店の場合は、食器や調理器具までそろっていることもあるので、コストの削減に一役買ってくれるでしょう。たいていは不動産会社が扱っていますが、同業者に声をかけると意外と掘り出し物が出てくるかもしれないので探してみると良いです。
調べておきたいこと
値段だけで決断してしまうと後悔することになる場合も多いですから、東京でめぼしい居抜き物件を見つけることができたら、いくつかチェックをしておきたいことがあります。
例えばガスや水道、電気に関してですが、前のオーナーの好みで設置していると、使い勝手が良くない可能性があるため、契約する前に実際に作業をするか、入念にシミュレーションをしておきたいものです。エアコンの位置によっては、商品やお客さんに直接風が当たってしまう場合もあるのですが、場所を変える際には壁に穴を開ける必要が出てきます。その際にオーナーさんや不動産会社に禁止されることも珍しくないため、事前に移動できるのかを調べておくと戸惑うことがないです。
立地に関しての調査
居抜き物件とは以前に同業者が営業していて、何らかの理由で廃業したものです。店主が体調を崩してやむを得ずやめることになったというのであれば特に気にする必要はありません。ですが儲からないので経営が立ち行かなくなったのであれば注意が必要です。同じ商売をしても苦戦する確率が高いため、東京にある居抜き物件を見つけたら、まずは前の通りを歩く人の性別や年齢層を調べます。自店舗に来てくれそうな客層が何人通るのかを調査するのですが、できれば平日と週末の朝昼晩とチェックして決めるようにしましょう。
最後に、周りに競合店があるのかどうかも重要で、何もないところにぽつんと建っているよりも、ライバルが多い方が活性化するので結果的に儲かるかもしれないため、あえてそんな居抜き物件を選んでみるのもおすすめです。
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